法華三昧会(ほっけざんまいえ)

令和61123日(土)

中舘觀音寺で行なわれている法華三昧会は、600年以上続けられている行事です。 

伊達家第7代当主 伊達行朝(行宗)公は、南北朝の争乱で伊達家と同族である伊佐太郎(行資)とともに伊佐城に籠り南朝方として戦いましたが、北朝方の高師冬の軍に敗れ伊佐城は陥落し廃城となってしまいました。

貞治3年(1364年)伊達家第8代当主 伊達宗遠公の命により、行朝公の十七回忌追福のための法要が中舘觀音寺で行われたのが法華三昧会の始まりです。後に伊達家の子孫繁栄を祈念して行われてきました。

現在では、11月23日に檀信徒の方々の先祖供養を伴って続けられており、供養として一年間にご逝去された方々のお戒名を書した掛け軸を授与し、『法華経』の写経を観音寺の境内にある「伊達宮内大輔行朝公塔」に納経しています。

 

觀音堂の銀杏が色づき始めました。今年は色づきが遅いようです。(猛暑の影響?)

檀家の皆さんが受付の準備をしていました。

 


法華三昧会では、二年に一度中舘觀音寺のご本尊である「延命観音菩薩立像」(国指定重要文化財)がご開帳されます。

今年はちょうどご開帳の年でした。

私も観音堂内にて、ご本尊を拝ませていただきました。

  


ご祈祷、僧侶の方々による般若心経の読誦に続き、亡くなられた方々の名前が読み上げられ、追善供養が行われました。

読誦の途中、僧侶の方々が「散華」を散らされました。

私も数枚拾うことが出来ました。

 



「法華経」の写経を行朝公供養塔に運ぶための御輿です。

 


「法華経」をおさめた御輿を僧侶の方々が担ぎ、觀音堂の東奥にある伊達行朝公供養塔へ向かいます。

 


「伊達宮内大輔行朝公塔」

伊達行朝公の供養塔です。

 



伊達行朝公供養塔の前で、御輿が下ろされます。

 


供養塔の上に御輿を乗せて回し、その後供養塔の中に納経します。

 


納経後、僧侶の方々は読誦しながら観音堂に戻られました。